7/11 IGC/JNATIP共催セミナー 『日本における人身売買と現代の奴隷制~2020東京オリンピック・パラリンピックに向けて~』

NFSJが運営委員として参加している人身売買禁止ネットワークでは、来る7月11日に上智大学グローバル・コンサーン研究所との共催でセミナーを開催することになりました。日本で何が起きているかを支援団体から聞き、企業からも取組みについて報告していただきます。ぜひ皆さまふるってご参加ください。

20180711JNATIPセミナー2018チラシ

以下、詳しいご案内文です。

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IGC/JNATIP共催セミナー
『日本における人身売買と現代の奴隷制~2020東京オリンピック・パラリンピックに向けて~』

今日、世界には数千万人の「現代の奴隷」が存在します。多くは、搾取を目的に労働等を強制される「人身売買(取引)」の被害者です。日本でも技能実習生・留学生への労働搾取、AV出演や売春の強要など被害は後を絶ちません。

一方、2020年にオリンピック・パラリンピック東京大会を控え、日本は今後ますます多くの外国人を迎えようとしていますが、大規模スポーツイベントの開催に当たっては、過去にも競技場建設における労働搾取、会期中・前後の買春需要を満たすための性的搾取、また大会に供される食物、衣類(ユニフォーム)その他の製造に関わる国内外での労働搾取が問題視されてきました。

今日本でどんな問題が起きているのか、民間団体や企業がどんな取り組みを行っているのかを学び、2020年に向けて何ができるのか、一緒に考えてみませんか?

《日時》 2018年7月11日(水)18:30~20:30 (開場18:00)
《会場》 上智大学四谷キャンパス中央図書館L-911会議室
東京都千代田区紀尾井町7-1
JR/地下鉄「四ツ谷」駅より徒歩5分
https://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/accessguide/access_yotsuya.html

《参加費》 無料
《定員》 130名(先着順/定員に達した場合〆切)

《プログラム》
【第1部 人身売買の現状と JNATIPの取り組み】

「奴隷労働、人身売買を作り出す外国人技能実習制度」
鳥井一平
(人身売買禁止ネットワーク(JNATIP)共同代表/移住者と連帯する全国ネットワーク代表理事)

「日本国内における性的搾取の現状」
藤原志帆子
(人身取引被害者サポートセンターライトハウス 理事)

「観光における子どもの性的搾取について」
斎藤恵子
(ECPATストップ子ども買春の会共同代表)

【第2部 現代の奴隷を無くす ための企業の取り組み】

「アディダス現代奴隷アウトリーチプログラム」
奈良朋美
(アディダスジャパン株式会社 SEA/グループ法務本部コンプライアンスマネージャー)

「インターネット上の性的搾取被害に関する取組み」
山下優子
(ヤフー株式会社 政策企画本部 政策企画部 公共政策)

Q&A、今後の取り組み、他

《お問い合わせ・お申込み》
人身売買禁止ネットワーク(JNATIP)
(移住者と連帯する全国ネットワーク内)

※下記フォームにて、あらかじめお申込みください
https://goo.gl/forms/cgeXkFI4RB2wdTyF2

Tel:03-3837-2316 Mail:info@jnatip.jp

《共催》
上智大学グローバル・コンサーン研究所
人身売買禁止ネットワーク(JNATIP)