6/13 第17回 NFSJカフェ 「留学生が見たニッポンの性風俗産業 ~ドキュメンタリー『Beyond the Yellow Line 黄ら黄ら』上映会~」のお知らせ

第17回 NFSJカフェ
「留学生が見たニッポンの性風俗産業
~ドキュメンタリー『Beyond the Yellow Line 黄ら黄ら』上映会~」

「売春が禁じられているはずの日本で、こんなにも性産業が盛んなのは、なぜなのか?」

日本に留学中の2人の女子大学生が、ある日本語クラスの課題で最後の発表の代わりに選んだのが、ドキュメンタリー映像の制作でした。

かねてからテロや虐殺など社会の不正義や難民・ホームレス・児童売買など弱者を生む社会構造に関心があった2人は、ある風俗嬢との偶然の出会いをきっかけに、冒頭の問いを胸に性風俗産業の現場にカメラを向けます。「無料案内所」の店員や買春客らにインタビューを行い、4カ月の制作期間を経て完成したのが 『Beyond the Yellow Line 黄ら黄ら』です。

人身取引の問題にも深く関わる、日本の性産業、「風俗」について、留学生である彼女たちはいったい何を考えたのか――映像を通して、また実際にお話を聞いて、学んでみませんか。 (映像:日本語・英語 字幕つき  59分)

《日時》2019年6月13日(木) 19:00~21:00(開場:18:45)

《場所》武蔵野プレイス3階 スペースC
 東京都武蔵野市境南町2-3-18  (JR/西武多摩川線「武蔵境」駅南口徒歩1分)

《参加費》 無料(定員20名)

《お問合せ・申し込み》 japan@notforsalecampaign.org
またはこのフェイスブック・イベントページの「参加予定」ボタンを押してください。

《使用言語》 日本語・英語 (映像は日英の字幕つき。Q&Aは日英どちらでもお好きな方で。通訳はありませんが、講師はバイリンガルです。)

《講師》上映後のQ&Aの時間には、制作者の小川モンゴメリー花子さんとテシ・リッゾーリさんをお迎えします。

◆小川モンゴメリー花子さん
NYの大学で日本史、日本語、アジア人・アジア系米国人研究を専攻。現在上智大学に留学し、日本の言語、政治、文学、歴史を学んでいる。中学の人権のクラスで女性に対する暴力をはじめとする社会正義の問題を知り、以来関心を持ち続ける。15歳のときに家族と訪れた日本で街頭に立つセックスワーカーの女性たちを見てから、日本の風俗産業に関心を抱いてきた。

◆テシ・リッゾーリさん
英国の大学でアジア・中東学を学び、現在上智大学に留学して日本の文学と社会を学んでいる。小学生のときに家族旅行で行った外国での児童婚や児童性売買、ルーツのあるイタリアでの移民や女性への暴力にショックを受け、大学ではホームレス支援のボランティアを行い、社会的弱者に関心を持ち続けている。日本は安心安全な国として留学先に選んだが、日本社会の現実に徐々に気づき始めた。日本の売春女性と知り合い、声なき人々の声になりたいと願い、このドキュメンタリーを製作した。

*NFSJカフェは、人身取引・現代奴隷問題に取り組むノット・フォー・セール・ジャパンが、関心ある参加者と共に、お茶を飲みながら1つのテーマについて話したり映画を観たりするカジュアルな学びの場です。お気軽にご参加ください。

《主催》 ノット・フォー・セール・ジャパン(NFSJ)

イベントチラシのダウンロードはこちら

20190613 NFSJ Cafe No.17 Flyer (J)