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NFSJのイベント告知、活動報告や、関連ニュースの報道をシェアしています。

(7/30)「NFSJ人身取引反対世界デーキャンペーン2020」が始まりました!

毎年7月30日の「人身取引反対世界デー」に合わせ、NFSJではフェイスブック等のSNS上で啓発キャンペーンを行ってきました。

今年はスタッフがおススメの本や映画を1つずつ1日おきにご紹介していくキャンペーンを7月30日から始めています。一人でも多くの方にこの問題を知っていただくために、ぜひ「いいね」やシェアでこのキャンペーンに参加してください!

フェイスブック https://www.facebook.com/notforsalejapan/

ツイッター (@notforsalejapan)  https://mobile.twitter.com/notforsalejapan

インスタグラム (@notforsalejapan) https://www.instagram.com/notforsalejapan/

いつでも見ていただけるように、その都度アーカイブをこちらのウェブサイトに残していきますので、ぜひご覧ください。http://notforsalejapan.org/books-and-films

(「人身取引・現代の奴隷制をなくすには」⇒「人身取引・現代奴隷問題を知るための本と映画」)

(8/6)第21回 NFSJカフェ 「外国人入国者の現実 ~入国管理センター訪問を通して~」開催のお知らせ

第21回 NFSJカフェ「外国人入国者の現実~入国管理センター訪問を通して~」

いまや「移民社会」と呼べるほど、移住外国人の数が増えている日本。その多くが労働力として日本経済を支えてくれています。

その中には、祖国での迫害から逃れてやってくる難民の人もいます。ところが難民として申請しても、認められるのはごくわずか(1%未満)です。難民申請者に限らず、さまざまな理由でビザが無く帰国もできない人たちが、留め置かれ収容されているのが入国者収容所です。

今回のNFSJカフェでは、茨城県牛久の入国管理センターや品川の入国管理局収容場に長年通って、被収容者の声に耳を傾け支援をしてきた、アレックス・イーズリーさんのお話を伺います。

移住労働者や難民は人権侵害に遭いやすく、人身取引とも密接な関係があります。今まさにここ日本で起きている問題について、目を向けてみませんか。

《日時》2020年8月6日(木) 19:00~21:00

《場所》オンライン開催(Zoom)

《参加費》 無料(定員30名) *事前申込をお願いします。

《使用言語》 主として英語  (質問などは日本語でもOK)

《講師》アレックス・イーズリーさん
東京バプテスト教会入国者収容所ミニストリー・リーダー。ミュージシャン。

《申込》 下記フォームにてお申込みください。
当日開始2時間前までにZoomのリンクをお送りします。
https://forms.gle/dqZLVejrjPMPBzSw5

NFSJカフェは、人身取引・現代奴隷問題に取り組むノット・フォー・セール・ジャパンが、関心ある参加者と共に、お茶を飲みながら1つのテーマについて話したり映画を観たりする、カジュアルな学びの場です。お気軽にご参加ください。

お問合せ: japan@notforsalecampaign.org

主催: ノット・フォー・セール・ジャパン(NFSJ)

チラシPDFはこちら⇒20200806 NFSJ Cafe No.21 Flyer (J)

 

第20回NFSJカフェ 「人身取引、日本でも起きてるってホントですか?」 開催報告 (2020年6月11日)

NFSJ初の公開オンラインイベントとなった、第20回NFSJカフェ。NFSJカフェは、人身取引・現代の奴隷制問題に何かしら関連するテーマをお持ちのゲストを招き、お話を聞いてディスカッションするという、少人数の学びの場、そしてメンバーと参加者の気軽な交流の場です。通常は平日夜にお茶とお菓子をつまみながら行いますが、今回はZoomを使いオンラインで開催しました。北海道、名古屋、大阪、そして海外からの参加者も加え、当日は大学生を含む32名の参加がありました。

NFSJ副代表の栗山がファシリティターを務め、代表の山岡がふだんから講演等でお話ししている内容をスライドを使って説明しました。世界中で起きている現代の奴隷労働、なぜ被害に遭うのか、その構造や仕組み、日本における性的な人身取引と労働分野の人身取引の実態、政府の取り組みと課題、そして私たちに何ができるかという提案を盛り込みました。

途中と最後に各10分ずつ、6つのグループに分かれ(ブレイクアウトセッション)、NFSJスタッフや、同分野の別NGOの方たちにリードしていただいて、フリートークの時間をもうけました。最後に、どんな話題や質問が出たかを全員でシェアしました。以下、さまざまな感想やコメントの中から一部をご紹介します。

・エシカル消費をいかにして継続していけるかが課題。「量」から「質」への転換?

・洋服をどこのどの工場で作っているかがわかるサイトがあるので、活用している。生産者の人の思いが伝わってくる。

・技能実習生に対する労働搾取は、日本の産業の根本的な構造の問題だと感じる。法律でしっかり規制できないものか。

・人身取引の問題を知ったからには伝えたいのだが、周囲の人に全く通じず悩んでいる。

・実習生が身近に働いているが、見えないところで搾取に遭っていないか気になっている。仕組み自体にモヤモヤする。

・街中に風俗産業へのバイトを勧誘する看板が堂々とあるが、いったい規制はどうなっているのか? 大人はいったいどういう感覚で見ているのか?

・バイトして仕送りしている留学生たちが近所にいる。周囲の態度ひとつで留学生の生活は良くも悪くもなりうると思うので、声をかけていきたいと思う。

・今治タオルの下請け工場での労働搾取事例などを聞くと、問題が日常的で裾野が非常に広いとあらためて実感した

山岡の方からは、「身近にいる日本人が気にかけているとわかれば、留学生・実習生もいざという時に心強いのではないか。また性的なことに関しては日本ではグレーゾーンが多すぎるが、市民の声で変わっていく部分もあるので、おかしいと思うことがあればぜひ仲間を見つけて動いてほしい。また今回は触れられなかったが、コロナ禍で人身取引・現代奴隷の状況は今後著しく悪化していくことが目に見えている。より多くの人が関心を持ち行動していただけたら嬉しいし、私たちも努力していきたい」と結びました

音声の乱れが多少あったようでご迷惑をおかけしましたが、スライドでのプレゼンはおおむね好評でした。すべての参加者と言葉を交わすことはできなかったものの、グループトークの時間を設けたことで、皆さんお互いに色々なことを学び合い感じ取っていただけたようです。

遠くからでも気軽に参加できるオンライン・イベント。リアルで集まれる日常に戻っても、たまには採り入れていきたいなと思いました。ご参加くださった皆様、どうもありがとうございました。

(*人身取引・現代の奴隷制について、広く多くの方に知っていただくことが問題の解決につながるという思いから、NFSJではお話をさせていただく機会を求めています。大学、高校、公的・民間団体、教会等、どのような集まりでも、お呼びいただければ喜んで参ります。ぜひお気軽にお問合せください。)

6/11(オンライン)第20回NFSJカフェ「人身取引、日本でも起きてるってホントですか?」開催のお知らせ

第20回NFSJカフェ「人身取引、日本でも起きてるってホントですか?」

暴力や脅し等の段を使って人の自由を奪い、労働や性を搾取する「人身取引」。実はここ日本でも起きていて、警察、政府、NGOなどがその撲滅のために働いています。

「現代の奴隷制」とも言われる人身取引問題に取り組むノット・フォー・セール・ジャパン(NFSJ)は、これまでカジュアルな学びの場「NFSJカフェ」を提供してきました。

20回目となる今回は、人身取引の日本での実態について多くの方に知っていただこうと、ビデオ会議システムZoomを使ったセミナー形式で開催することにしました。

人身取引の問題に関心はあっても、日頃なかなかNFSJのイベントに参加できないという方も多いと思います。今回はご自分でお好きな飲み物を準備して、ぜひお気軽にご参加ください!

【日時】2020年6月11日(木)19:00~21:00

【場所】オンライン(Zoom)開催
*zoomアプリをお持ちの方は、最新バージョンにアップデートしてご参加くださるようにお願いいたします。

【使用言語】日本語

【参加費】無料(ただし、終了後に「投げ銭」方式での寄付のご案内をいたします。任意の金額をご寄付いただけると幸いです。)

【申込】どなたでもご参加いただけますが、必ず以下の申し込みフォームにて申込みをお願いいたします。お申込みいただいた方に、当日開始2時間前までにZoom会議のリンクをお送りします。

*申し込みフォーム*    https://forms.gle/DakMdAzHJL5hKcwy5

【申込〆切】6月11日(木)正午まで

【内容】
・日本における人身取引について(パワーポイントスライド資料を使ったプレゼン)
              ノット・フォー・セール・ジャパン(NFSJ)代表 山岡万里子  

・Q&A
・私たちに何ができるか、などのディスカッション
・ネットワーキングタイム 

【主催】ノット・フォー・セール・ジャパン(NFSJ)

*カバー写真はイメージです。CanvaサイトからYury Kimさんの写真を使わせていただきました。

(活動報告)2/16 フェアトレードフォーラムむさしの2020に出展

東京では冷たい雨の降った2月16日(日)、東京・吉祥寺にある成蹊大学の一角で開催された「フェアトレードフォーラムむさしの2020」の会場は熱気にあふれていました。NFSJはこの催しに参加し、また同時開催された「フェアトレード見本市」に出展しました。

NFSJのニュースレター等でもお知らせしているとおり、現在武蔵野市では、まちぐるみ、つまり行政、企業や商店、市民団体が一体となってフェアトレードの輪を広げるフェアトレードタウン認証に向けた動きが活発です。「フェアトレードフォーラムむさしの2020」は、フェアトレードタウン武蔵野推進協議会発足のお披露目会でもありました。

フォーラムでは、フェアトレードタウン運動の先輩である名古屋市を認証に導いたお一人で、その後の活動もリードしている原田さとみさんの基調講演、武蔵野市にゆかりのある大学生らのまちづくりアクションプランの発表、パネルディスカッション「ミツバチとつくるサスティナブルコミュニティ」等が行われました。主催者は当初100名ぐらいを見込んでいたそうですが、なんと180名の参加者で会場はほぼ満席となり、関心の高さがうかがわれました。

「人身取引とフェアトレード、どんな関係があるの?」と思う方もいらっしゃるでしょう。NFSJは、私たち一般市民が、人身取引撲滅に向けて小さなことから行動を起こすための情報提供を活動の柱の一つにしています。講演やワークショップ等で一番多く聞かれる質問が「では、私たちに何ができますか?」というもの。フェアトレードの仕組みには、商品や商品の原材料を生産者から公正な価格で購入することはもちろん、その人達が生活を保証され、経済活動を継続するためのさまざまな支援が組み込まれています。フェアトレード製品を購入することは小さな一歩ですが、皆さんと一緒に行えば大きなムーブメントになります。そこで、人身取引問題解決に関わる具体的な方法のひとつとして、フェアトレード商品購入やエシカル消費の推進に皆さんをお誘いしているのです。

今回NFSJは、「NFSJがフェアトレードをおススメする理由」の説明と、お店に「フェアトレードの商品を買いたいので、入れてください」とお願いするアクションカードを組み合わせたチラシ(*)、さまざまな認証マークからエシカル商品を見つけるための「エシカル商品探検ガイドブック」(*)を中心に資料を配布しました。特にアクションカードは、他のフェアトレード関連ショップの方々の関心を呼び、「うちのブースでも配布しますよ!」と声をかけてくださった方も。基調講演をされた原田さんは、「人は、美味しく、楽しく、華やかでキラキラしたものに集まる。社会貢献活動の波及と持続のためにもこの側面は大切」と語っていました。「人身取引」というシリアスな課題を扱うNFSJとしては、このような華やかな場で交流を広げることも重要と感じた1日でした。

(*上記のフェアトレードのチラシおよびエシカル商品のガイドブック(三つ折りリーフレット)は在庫がありますので、ご希望の方はjapan@notforsalecampaign.org までお知らせください。)

(活動報告)2/15 セミナー『人、環境、平和、動物を守る「エシカル消費」を実践するには』を開催しました

2月15日 、よこはま国際フォーラム 2020 NFSJセミナー『人、環境、平和、動物を守る「エシカル消費」を実践するには』が開催されました。 講演者はサステナブルPRプランナー、エシカル消費コーディネーター の有川真理子さんとNFSJ代表の山岡万里子。2月半ばは、新型コロナウィルスの感染拡大が懸念され始めた時期で、その影響もあり、よこはま国際フォーラム全体の参加者は、主催者によると例年のおよそ半数。私たちのセミナーも定員36名のところ講師も含め20名で行いました。

有川さんは、グリーン購入やエシカル消費の事業に関わる経験が豊富な方です。主に環境を守る目的でのエシカル消費について、何をどのように選ぶとよいのかを、お茶を例に取り上げ、自分で淹れて水筒で持ち歩くのとペットボトルのお茶を購入する場合、価格を始めCO2排出量など具体的なデータを上げながら紹介してくださいました 。

エシカル消費やフェアトレードの話を聞くと「生活の全てを切り替えなければならない」とプレッシャーを感じる人が多いようですが、有川さんのお勧めは違います。「好みや価格など商品を選ぶときに検討する自分なりの判断基準に、エシカルな視点をプラスすれば良い」とのこと。また、日本の場合、全消費額の49%が家計消費で、市民一人ひとりの消費行動が大きな変化を起こす可能性が大きいことも強調されていました。

NFSJの山岡は、人権の切り口からエシカル消費についてお話しました。私たちが手にする商品や使うサービスの奥に搾取的な構造、例えば外国人技能実習生や留学生などが日本で働くために借金で保証金等を支払ってから来日し、奴隷的な労働環境に巻き込まれることがあります。しかし一消費者としては、商品の裏にこのような構造があるかどうかを見わけることは困難です。できる手立てとして「企業のエシカル通信簿」を参照して応援企業を選ぶこと、フェアトレード商品を購入すること等を紹介しました。

ディスカッションでは、スタッフも含めて4〜5人のグループに分かれ「自分がやってきたエシカル消費」および「エシカル消費を進めるためのアイディア」を話し合いました。発表では「生産者から直接買う」「国内フェアトレードの仕組みをつくる」「商品の持つストーリーを伝える」「ポッドキャスト番組をつくってアピールする」等、豊かなアイディアが続出。参加者の皆さんが和気あいあいと意見交換し、学びと交流を深めてくださった様子に、講師もスタッフもうれしく思いました。

2/15 よこはま国際フォーラムNFSJセミナー「人、環境、平和、動物を守る『エシカル消費』を実践するには」

私たちが毎日の買い物の仕方を少し変えるだけで、人権や環境や平和が守られるとしたら…? そんな「エシカル消費」の実践に役立つツールとして、企業のエシカル通信簿とぐりちょ(Green & Ethical Choices=商品ガイド)があります。NFSJが参加している消費から持続可能な社会をつくる市民ネットワーク(SSRC)が行っているこれらのプロジェクトをご紹介し、皆さんひとりひとりの持つ「世界を変える力」が発揮されるようお手伝いします!

よこはま国際フォーラム2020 NFSJセミナー
『人、環境、平和、動物を守る「エシカル消費」を実践するには』

【日時】2020年2月15日(土) 15:20‐17:10(開場15:10)

【場所】JICA横浜 4階「いちょう」
横浜市中区新港2-3-1 JICA横浜
【会場アクセス】JR桜木町駅から徒歩15分
JR関内駅北口から徒歩15分
みなとみらい線 馬車道駅 4番 万国橋出口から徒歩8分
*駐車場はありません。周辺の有料駐車場をご利用ください。

【定員・参加費】
定員36名/入場無料
*ただしフォーラム入場料(前売500円/当日700円)が必要
(申込方法は末尾に記載)
問合せ先 japan@notforsalecampaign.org
席の確保はできませんので早めにご来場下さい。

【講演タイトルおよび講師プロフィール】
「環境守っていくために どうするお買い物?」有川真理子
《サステナブルPRプランナー/エシカル消費コーディネーター/環境市民ボランティア》
オーガニック食材会社で商品企画、広報を経験。2004年から認定NPO法人環境市民にて、グリーン購入、エシカル消費にかかわる事業のコーディネートのほか、ボランティアとともに広報を担う。サステナビリティを大切にした広報、多セクターとの協働のプロジェクトを得意とする。今回紹介する「エシカル通信簿」の作成にもたずさわる。消費生活アドバイザー。https://swave.fun/

「世界と日本で 働く人の人権が守られるために」山岡万里子
《ノット・フォー・セール・ジャパン(NFSJ)代表》
翻訳業を経て2011年夏にNFSJを設立。講演・イベント出展・映画上映会・情報発信などを通じ、現代の奴隷制・人身取引問題の啓発に取り組んでいる。「人身売買禁止ネットワーク(JNATIP)」の運営委員、エシカル消費を推進する「消費から持続可能な社会をつくる市民ネットワーク(SSRC)」の共同代表幹事を務め、政府・国連機関、企業・消費者に対し働きかけを行っている。

ファシリティター:栗山のぞみ 《ノット・フォー・セール・ジャパン(NFSJ)副代表》 フリーライター、コミュニケーション研修講師。環境教育のNPO活動に関わった後、2012年に山岡の講演をきっかけにNFSJに加わる。

【「よこはま国際フォーラム」とは】
2/15(土)~2/16(日) 国際協力・多文化共生に関わる団体が建物内7つの会場で2日間にわたり多数の講座を開催(よこはまCプラット主催)。外国人との共生、途上国の問題、まちづくり、ボランティア、子ども・教育支援……様々なテーマのセミナーをハシゴできる、とてもお得なイベントです。2011年に始まり今回10回目。詳しくは yokohama-c-forum.org/wpforum/ をご参照ください。

【 「よこはま国際フォーラム」事前申込】
2020年1月8日(水)~2/12日(水)
*講座の席の予約ではありません。当該講座が定員を超えた場合は着席または入室ができないこともあります。
[事前申込] 500 円/1日
[当日申込] 700円/1日(事前申し込み優先)
* 高校生以下 無料
*障害がある方の介助者は1名まで無料
*参加費は、フォーラム当日に受付にてお支払いください。

事前申込方法:「よこはま国際フォーラム」のウェブサイトにあるオンラインフォームにて。
詳しくは、ウェブサイト yokohama-c-forum.org/wpforum/ をご参照ください。

チラシPDF ダウンロード
NFSJ_Seminar_Flyer_20200215

11/1 (金) 第18回NFSJカフェ『現職警察官に聞く!ニッポンの人身取引事情』


他人の自由を奪い、意思に反して働かせ、その利益を搾り取る「人身取引」。
21世紀の現代においても社会にはびこる不正義であり、犯罪です。

日本もけっして例外ではなく、毎年数十名の「人身取引被害者」が保護され、加害者が逮捕・起訴・処罰されています。

日本で起きている人身取引とは、具体的にはどんな事件なのか?
日本のどこで起きているのか?
どんな人が加害者で、どんな人が被害者なのか?
なぜ人身取引が起きてしまうのか?
警察はどのように事件をつかみ、どんな捜査をしているのか?
日本特有の問題はあるのか?
私たち一般人は、それに対して何ができるのか?

――警察庁で人身取引対策を担う新井淳さんに、具体的な疑問をぶつけてみたいと思います。 この貴重な機会を、ぜひお見逃しなく! お気軽にご参加ください。

《講師》新井 淳 さん
警察庁生活安全局保安課 人身取引対策係 警視

《日時》2019年11月1日(金)
19:00~20:30(開場:18:45)

《場所》武蔵野プレイス3階 スペースC
東京都武蔵野市境南町2-3-18
(JR/西武多摩川線「武蔵境」駅南口徒歩1分)

《参加費》 無料(定員25名)

《使用言語》 日本語

《お問合せ・申し込み》 japan@notforsalecampaign.org
またはフェイスブックイベントページの「参加予定」ボタンを押してください。

《主催)  ノット・フォー・セール・ジャパン(NFSJ)

*NFSJカフェは、人身取引・現代奴隷問題に取り組むノット・フォー・セール・ジャパンが、関心ある参加者と共に、お茶を飲みながら1つのテーマについて話したり映画を観たりするカジュアルな学びの場です。お気軽にご参加ください。

*イベントチラシはこちら↓
20191101 NFSJ Cafe No.18 Flyer (J)

8/21 関西初!「企業のエシカル通信簿」結果報告・勉強会 のお知らせ

企業がその生産過程において、地球や人や動物にきちんと配慮して活動を行っているかどうかを調査する、「企業のエシカル通信簿」プロジェクト。NFSJが参加し山岡が共同代表を務める「消費から持続可能な社会をつくる市民ネットワーク(SSRC)」が、このプロジェクトを昨年まで3年続けて行い、7業種22企業について「成績」をつけてきました。

これまで報告会はすべて東京で開催でしたが、このたび、関西での「企業のエシカル通信簿」結果報告・勉強会を開催することになりました。関西在住の方、ぜひふるってご参加ください。

詳細はこちら⇒http://cnrc.jp/topics/topics-747/

イベントのチラシはこちら
「企業のエシカル通信簿」結果報告・勉強会(20190821)チラシ

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8/21 関西初!「企業のエシカル通信簿」結果報告・勉強会

「消費から持続可能な社会をつくる市民ネットワーク(SSRC)」では、持続可能な社会づくりに貢献する事業活動を応援し、よりエシカルな企業を選択しやすくするためのツールを消費者に提供することを目的に「企業のエシカル通信簿」プロジェクトを2016年から行なっています。

環境、人権、平和、アニマルウェルフェアなど、幅広い分野にわたり市民目線で企業活動を調査し評価するこのような取り組みは、SDGsを推進するすべての人たちに役立つものと思っています。

今回、第3回の調査結果報告書が出来上がりましたので、その詳細も含めてネットワークがどのような視点で調査したのかお伝えし、意見交換もできればと考えています。また、第3回の対象企業は家電メーカー大手5社と外食チェーン大手5社でしたが、報告書にはこれまでの対象企業の加工食品、アパレル、化粧品、コンビニ、宅配の調査結果も掲載しています。

社会のために頑張る会社の通信簿は、市民のどんな視点で採点されたのか、参加者と意見交換しながら解説します。是非お越しください。

【プログラム(予定)】
1 『企業のエシカル通信簿』の目的と活用方法
2 調査方法ならびに調査項目解説
3 第3回成績発表!!
4 成績の詳細・傾向・各企業の取組みについて
5 参加者の皆さんとの意見交換

日時:8月21日(水)18:15から20:30
場所:キング会議室(大阪府大阪市淀川区西中島5-13-14 新大阪GTCビル4階)
<アクセス>新大阪駅より徒歩5分。ワシントンホテル南側、ドトールコーヒーの前の路地を左折すぐ https://maps.google.com/maps?q=34.7302257,135.4995899
定員:48人
参加費:ネットワーク団体メンバー・学生 800円、 一般1200円、
※いずれも、1000円の2018年度「企業のエシカル通信簿」結果報告書付き

申込み:申込フォーマット(こちら)から、または電話、メール(ssrc@kankyoshimin.org)、faxでお申し込みください。メールの場合はタイトルを「勉強会参加申込」した上で、お名前、ご所属(学生の場合は大学名)、電話番号をご記入ください。

お問合せ:消費から持続可能な社会をつくる市民ネットワーク
認定NPO法人 環境市民内
電話: 075-211-3521 FAX: 075-211-3531
ssrc@kankyoshimin.org

7/9『人身売買は「自己責任」なのか?~外国人労働者・留学生、AV出演強要、企業の取り組み~』2019 IGC/JNATIP共催セミナー

NFSJが運営委員を務める人身売買禁止ネットワーク(JNATIP)が、今年も上智大学グローバルコンサーン研究所との共催で、人身取引に関するセミナーを開催します。ぜひふるってご参加ください。

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2019 上智大学グローバルコンサーン研究所(IGC) / 人身売買禁止ネットワーク(JNATIP) 共催セミナー

『人身売買は「自己責任」なのか? ~外国人労働者・留学生、AV出演強要、企業の取り組み~』

来年の東京オリンピック・パラリンピックを控え、日本は今年、外国人労働者の受け入れに大きく舵を切りました。しかし技能実習生や留学生の搾取や失踪問題は後を絶たず、その背景には、多額の借金を背負って来日する外国人労働者をだますような送り出し機関、受け入れ団体、雇用主、学校、そして制度の存在があります。一方で、アダルトビデオ出演強要や児童買春などの性的搾取に対し、政府と民間の努力が進みはじめていますが、被害はまだまだ続いています。

それら「奴隷労働」「人身売買」に当たる被害を報道などで見聞きしても、私たちはともすれば「他人ごと」と見なし、「自己責任」とどこかで切り捨ててはいないでしょうか。

「だれひとり取り残さない」ことを目指す、SDGs(国連持続可能な開発目標)の推進を掲げる日本の政府、企業、そして私たちは、これらの問題にどう向き合っていけばいいのか??まずは実態を知り、一緒に考えてみませんか。

【日時】2019年7月9日(火)18:30~20:30(開場18:00)
【場所】上智大学 四谷キャンパス 7号館14階 特別会議室

【プログラム】(予定)
・留学生から見る労働搾取問題について
鳥井一平(JNATIP共同代表/移住者と連帯する全国ネットワーク 代表理事)
・日本国内における性的搾取の現状
岡 恵 (ぱっぷす~ポルノ被害と性暴力を考える会 相談員)
・航空業界による現代奴隷問題への対応
杉本茂(ANAホールディングス株式会社 CSR推進部 マネージャー)
Q&A ほか

【参加費】無料
【定員】130名(先着順/定員に達した場合〆切)
【参加申込】以下のフォームにてお申込みください。 http://bit.ly/2JzBvIw

【問い合わせ】
人身売買禁止ネットワーク(JNATIP)
(移住者と連帯する全国ネットワーク 内)
03-3837-2316 info@jnatip.jp

【会場案内】
上智大学四谷キャンパス7号館14階特別会議室
JR/地下鉄「四ツ谷」駅より徒歩5分
東京都千代田区紀尾井町 7-1
(キャンパスマップ)
https://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/accessguide/access_yotsuya.html

*聖イグナチオ教会近くの門からは、大学構内に入れません。
*正門または北門をお通りください。
*19時半以降の出入りは正門のみとなります。
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チラシPDF⇒20190709 JNATIPセミナー2019チラシ